今月4日の台風21号で関西空港の連絡橋にタンカーが衝突した事故を受け、海上保安本部は関西空港周辺の船舶に対し、空港から一定の距離をとって停泊するよう呼びかけています。

今月4日の台風21号では、風にあおられたタンカーが関西空港と対岸を結ぶ連絡橋に衝突し、関西空港が一時孤立する事態となりました。

第5管区海上保安本部は、悪天候の中、関西空港周辺に船舶が停泊する際には、空港から5.5キロ以上離れるよう運航会社に文書で呼びかけてきましたが、衝突したタンカーは衝突地点から南に2.2キロほどの場所に停泊していました。

このため、海上保安本部は今回の台風24号の接近を受け、関西空港周辺の海域を巡視船で回るなどして、改めて周辺の船舶に対し、無線で空港から5.5キロ以上離れるよう呼びかけています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180929/k10011649861000.html
2018年9月29日 19時20分