2018.10.5 21:15  SANKEI DIGITAL INC.
https://www.sanspo.com/smp/geino/news/20181005/acc18100521150003-s.html

 宮崎地方気象台は5日、台風25号が接近した4日夜に宮崎市島之内で突風があり、竜巻の可能性が高いと明らかにした。市などによると、複数のビニールハウスが壊れたり、家屋の屋根瓦がめくれたりしたが、けが人の情報は入っていない。

 突風は、竜巻の強さを示す日本版改良藤田スケールでは6段階のうちで最も弱く、風速は推定約35メートル。被害が帯状に分布していることや、風向きが不規則だったことを示す痕跡を、現地調査で確認したという。

 宮崎県警西都署は5日、西都市銀鏡の神職浜砂則康さん(51)が同日未明から行方不明になったと発表。銀鏡地区近くの川沿いに雨の影響とみられる道路崩壊があり、浜砂さんが車ごと川に落ちた可能性もあるとみて捜している。西都市では降り始めの3日夜から5日午前5時までに135ミリの雨量を観測した。