高速道路208キロで事故 裁判官「考えられない速度」被告「びっくりしている」
2018/10/25 20:07

高速道路で制限速度(80キロ)を128キロ超す約208キロで車を運転し、
前方の車に衝突し3人に軽傷を負わせたとして、道交法違反と自動車運転処罰法違反
(過失傷害)の罪に問われた神戸市東灘区の会社役員の男(61)に対する初公判が25日、
神戸地裁(安達拓裁判官)であった。男は起訴内容を認め、検察側が懲役1年を求刑し即日結審した。判決は11月1日。

起訴状などによると1月2日朝、芦屋市内の高速道で、外車のBMWを約208キロで運転した上、
神戸市東灘区の高速道でも同じ速度で走行して前方の車に衝突し、3歳児を含む3人に軽傷を負わせたとされる。

検察側は「『早く自宅に帰りたい』『車の性能を試したい』という身勝手極まりない動機」と主張。
裁判官が「日本では考えられない速度」と指摘し、男は「私も(速度に)びっくりしている」
「非常に反省している」と述べた。

神戸新聞NEXT
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201810/0011762363.shtml