少年をバットで殴るなどしたとして、神奈川県警相模原南署は30日、傷害と暴行の容疑で、相模原市南区大野台の自称会社員、後部(ごべ)竜男容疑者(54)を逮捕した。容疑を認めている。

逮捕容疑は29日午後9時10分ごろ、同区大野台のコンビニエンスストア駐車場で談笑していた会社員の少年(19)=同区鵜野森=と、大学1年の男子学生(19)=同=の2人に対して、「お前、なんで笑っているんだ」などと因縁をつけたうえ、少年の腹をバットで殴り、男子学生の腹を蹴ったとしている。少年は軽い打撲。

同署によると、現場近くにはバッティングセンターがあり、後部容疑者は自身のバットを持っていたとみられている。

後部容疑者は当時、指笛を吹こうとしていた。その様子を2人に見られ、「笑われている」と感じて殴りかかったという。少年が逃げながら110番通報し、同署員が駆けつけたが、後部容疑者はすでに立ち去っていたため、防犯カメラの映像などから犯行を特定した。

産経ニュース
https://www.sankei.com/affairs/news/181030/afr1810300029-n1.html