名古屋市瑞穂区にある名古屋経済大学高蔵(たかくら)高校。この学校で、今月9日、ある問題が起きていました。

「校舎に隣接するグラウンドの一角で、野球部の監督が部員に対し、暴力をふるっていたということです」(吉原美樹 記者)

 この学校で起きた問題。それは、野球部監督による部員に対しての暴行です。

「事実ですので、9日金曜日の午後の練習が終わった後、ミーティングのところで暴行があったと、体罰的な暴行があったことは確かです」(名古屋経済大学高蔵高校 服部万壽夫 副校長)

 暴行を行ったのは、元プロ野球選手で、野球部の監督を務める47歳の男性。

 監督は、9日の午後6時ごろ、高校のグラウンドで1年生と2年生の野球部員12人に対し、殴る蹴るなどの暴行を行ったといいます。殴られた野球部員の中には、頬がはれたり、鼻血が出たという生徒も。

 なぜ野球部員たちを殴ったのか。そこには携帯電話に関する独自のルールがあったといいます。

 高蔵高校の野球部では、朝の部活前に自主的に携帯電話を集めていて、その回収率の悪さに腹を立て、暴行したとみられています。

 監督は暴行があった翌日、一部の生徒に謝罪。学校によりますと、野球部員たちは警察に被害届を出していないということです。学校は殴られた生徒たちのケアを行っていくとしています。また、監督への処分については、「高野連の対応を待って」判断するということです。

11/13(火) 17:37
中京テレビNEWS
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