■裁判員葛藤「法律、融通きかないのか」 あおり運転判決

 東名高速で「あおり運転」をして一家が乗るワゴン車を停車させ、大型トラックによる追突事故で夫婦を死なせたとして危険運転致死傷罪に問われた石橋和歩被告(26)に対し、横浜地裁は14日、懲役18年(求刑懲役23年)の判決を言い渡した。

 判決後、裁判員を務めた相模原市の会社員女性(45)が記者会見に応じ、「前例のない事件。みなで意見交換し、まとめていった」と裁判を振り返った。

 裁判員に選ばれた際は知識がなく不安だったというが、検察、弁護側からの資料や、ドライブレコーダーの映像を参考に理解を深めていったという。

 裁判では、危険運転致死傷罪の適用が最大の焦点となった。女性は「法律にあてはめるとどうしてこうなるのか、もっと融通がきかないかとも思った」と判断の難しさを語った。

 法廷では遺族が重い量刑を求めた。女性は「個人的に被害者に寄ってしまうなか、みなと話し合い、公平に見なければいけないと思った」と述べ、「毎日葛藤しています。まだ整理がついていません」と複雑な心境を明かした。(杉浦幹治)

2018年12月14日15時17分 朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASLDG4K1VLDGUTIL01V.html
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■東名あおり事故で危険運転認定、裁判員「公平に判断、悩んだ」

東名あおり運転事故で、石橋和歩被告に懲役18年の判決が下された今回の裁判員裁判で、裁判員を務めた6人のうちの女性1人が14日、記者会見し、「(公判期間中)責任を感じ、毎日葛藤していた」と心情を吐露した。

会見で相模原市の女性会社員(45)はこれまでの公判について「被害者側の気持ちになることが多く、公平に判断するという点で悩んだ」と話した。

公判では、危険運転致死傷罪の適用が最大の争点。女性は「前例のない事件。基にする資料がなかったが、みんなで話す中で冷静に判断できるようになった」と述べた。量刑は類似事件の過去の判例などを踏まえた上で「色んな意見が出たが、最終的にみんなで納得した」とし、裁判員として参加したことについては「(あおり運転は)いち市民として日常起こり得ること。関われてよかった」と述べた。

2018.12.14 17:25 産経ニュース
https://www.sankei.com/affairs/news/181214/afr1812140031-n1.html

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