20日の東京株式市場、日経平均株価は一時700円を超える大幅な値下がりになり、終値としてのことしの最安値をつけました。アメリカの追加利上げの決定を背景に景気減速への警戒感が高まり、全面安になりました。

20日の東京株式市場は、19日のニューヨーク市場で株価が下落したことを受けて朝方から売り注文が増え、午後にかけて全面安になりました。

日経平均株価は一時700円を超える大幅な値下がりになり、終値は19日より595円34銭安い2万392円58銭でした。

これは、ことし3月につけた終値としてのことしの最安値を下回り、去年9月以来の安値水準です。

また、東証株価指数=トピックスも、38.99下がって1517.16と、ことしの最安値になりました。

1日の出来高は18億2122万株でした。

株安のきっかけになったのは、アメリカの金融政策です。19日にアメリカのFRB=連邦準備制度理事会が追加の利上げを決めたほか、来年の利上げペースの見通しを公表したことについて、事前の予想より利上げの回数が多いという受け止めが出て、景気の減速への警戒感が高まりました。

市場関係者は「投資家の心理は急速に悪化していて、投機的な売り注文も出やすい状況になっており、当面は荒い値動きが続くことも予想される」と話しています。

2018年12月20日 16時01分
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