22日午前3時30分ごろ、那覇市前島の自衛隊沖縄地方協力本部で「ガラス窓が割られる音がして(室内から)出火した」と職員から110番通報があった。

 関係者によると、発煙筒のようなものが投げ込まれたとみられるという。火はすぐに消し止められ、けが人はなかった。沖縄県警那覇署は現住建造物等放火容疑で捜査を進めている。

 同署によると、ガラス窓が割れた室内には、ベッドなどが置かれており、一部が燃えたという。一方、地方協力本部敷地内にある監視カメラにはスプレーのようなものが噴きかけられ、録画できない状態になっていた。同署が出火との関連を調べている。

 近くのホテルの女性従業員は産経新聞の取材に「現場からバイクで逃げていった人がいた」と話した。同署も同様の目撃証言を把握しており、人物の特定を急いでいる。

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