ロシアのプーチン大統領は国民に向けた新年のあいさつで、「ロシアを助けてくれるものはいない。強いチームでなければならない」と結束を呼びかけた。

ロシアでは恒例の、プーチン大統領の国民に向けた新年のビデオメッセージが、国営テレビなどで放送された。この中でプーチン大統領は、「ロシアを助けてくれるものはいないし、これからもいない。そのため、我々は強く団結したチームにならなくてはならない」と国民の結束を呼びかけた。また、「多くの課題に直面している」とした上で、生活の質を向上させることを強調した。

ロシアは欧米との対立を深める中、国内では、受給開始年齢の引き上げを柱とした年金制度改革を巡り、大統領の支持率が低迷している。こうした現状を踏まえて、国民に理解を求めたものとみられる。

2019年1月1日 18:35
日テレニュース
http://www.news24.jp/articles/2019/01/01/10413229.html
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