兵庫県丹波市氷上町新郷の「あぐり丹波3Dいちご園」でイチゴ狩りが始まり、新年早々親子連れらでにぎわっている。糖度や酸味、ビタミンC量などにそれぞれ特徴的な「かおり野」「とちおとめ」「紅ほっぺ」「おいCベリー」の4品種の食べ比べを楽しめる。
 同園では、ハウス13棟(計約3700平方メートル)で約2万7千株を栽培しており、イチゴ狩りは毎年1月初旬に開始。農場長の高見敦洋さんによると、今年は4品種の成育が均一で「品種ごとの違いをより実感してもらえそう」という。

 訪れた人たちは、赤く色づいた実をもぎとり、次々とかぶりついた。和田小6年の女児(12)と妹で同小4年の女児(10)は、へたを数えて食べた量を集計。寧音さんは「大きくて甘いイチゴを妹は35個、私は60個も食べた。おなかいっぱい」と満足そうだった。

 イチゴ狩りは5月末までの予定。予約制で60分食べ放題。料金は時期によって変わり、2月末までは小学生以上2千円など。モモのような薫りが特徴の「桃薫」や果実が白い「まごころ姫」などの販売もある。午前10時〜午後2時。同園TEL0795
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