翻訳システム活用に補助=外国人児童生徒の指導で―文科省
1/6(日) 15:22配信 時事通信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190106-00000021-jij-pol

 文部科学省は、公立小中学校などで多言語翻訳システムを活用し、外国人の児童生徒と
保護者にきめ細かな日本語指導や就学相談といった支援事業を行う都道府県、政令市、
中核市に対し、事業費の3分の1を新たに補助する。

 100件の採択を予定。政府の外国人労働者受け入れ拡大への対応を強化するため、
2019年度予算案に2000万円を盛り込んだ。

 日本語指導が必要な児童生徒は06年度の2万6281人から、16年度は約1.7倍の4万3947人
に増えた。指導で使う外国語は中国語、英語、ポルトガル語など多岐にわたる。
今後も増加が見込まれる中、学校現場などで教員と外国人の児童生徒らが円滑に意思疎通
できる環境を整えることが急務と文科省は判断した。