JR東日本とJR北海道は、利用者が減少傾向にある東北・北海道新幹線や特急の一部の車内販売の営業を来月15日で終了することを明らかにしました。

車内販売を終了するのは、
▽東北新幹線の「やまびこ」のすべての区間、
▽秋田新幹線の「こまち」の盛岡と秋田の間、
▽北海道新幹線の「はやぶさ」と「はやて」の新青森と新函館北斗の間です。

在来線の特急では、
▽東京と伊豆半島を結ぶ「踊り子」、
▽栃木県の日光方面とを結ぶ「スペーシアきぬがわ」など、▽群馬県の草津方面とを結ぶ「草津」、
▽山形県の酒田と秋田の間の「いなほ」です。

これらの新幹線と特急での車内販売は、次のダイヤ改正前の来月15日で営業を終了します。

さらに、東北新幹線の東京と新青森の間などでは来月16日以降、飲み物やつまみ類、菓子などの販売は続けるものの、弁当や軽食の販売は行わないということです。

JR東日本によりますと、駅構内の売店の品ぞろえの充実などによって車内販売の利用者が減少傾向にあり、昨年度の売上高は前の年度より5%減少しているということです。

新幹線と特急の車内販売をめぐっては、JR九州が九州新幹線で来月15日に終了すると発表し、JR北海道やJR四国も観光列車などを除き特急列車での販売を今月から来月にかけて終了することを決めています。

2019年2月19日 6時07分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190219/k10011819491000.html?utm_int=news_contents_news-main_001
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