02月22日 18時41分

今月7日、八戸市のアパートで51歳の兄を包丁で刺して殺害したとして逮捕された49歳の男について、青森地方検察庁八戸支部は、刑事責任を問えるかどうか詳しく調べるため専門家による精神鑑定を行うことを決めました。

八戸市湊町の無職、小川孝二容疑者(49)は今月7日、自宅のアパートで兄の小川孝志さん(51)の胸を包丁で刺して殺害したとして殺人の疑いが持たれています。

警察によりますと、小川容疑者は精神疾患による通院歴があり逮捕当時の取り調べに対しては、「殺すつもりはなかった」などと供述し、殺意を否認していたということです。

青森地方検察庁八戸支部は刑事責任を問えるかどうか詳しく調べる必要があるとして、専門家が精神鑑定を行う「鑑定留置」を裁判所に請求し、21日、認められました。

専門家による鑑定留置の期間は22日から4月22日までの2か月間で、検察は、その結果などを踏まえて、起訴するかどうか判断することにしています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20190222/6080003964.html