水産庁は7日、サンマ漁の操業期間の制限を見直し、通年操業を可能にすることを決めた。サンマが日本沿岸に来遊する前に、公海で操業できるようになる。不漁が深刻化しているのを踏まえ、漁獲量の確保につなげる。省令を改正し、13日に施行する見通し。

 7日の水産政策審議会の会合で了承された。これまではサンマが沿岸に来遊する時期に合わせて8〜12月としていたが、制限を外す。5〜7月にサンマが生息している北太平洋の公海で操業することを想定している。

近年、サンマが集まる漁場は日本の港から遠い状況が続いており、不漁の要因となっている。

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