03月29日 20時36分

ことし1月、青森市のアパートで63歳の女性が死亡しているのが見つかり、その後、逮捕された30代の次男について、青森地方検察庁は、専門家による精神鑑定の結果、刑事責任を問えないとして、不起訴にしました。

不起訴になったのは、青森市桂木の無職の30代の男性です。

ことし1月4日、青森市桂木のアパートの部屋で63歳の女性が死亡しているのが見つかり、警察は、女性の体に暴行のあとがあったため、この部屋で暮らしていた次男の男性を傷害の疑いで逮捕しました。

その後、男性が女性の首を絞めて殺害したとして、容疑を殺人に切り替えて身柄を青森地方検察庁に送りました。

この男性について検察は、専門家による精神鑑定を行った結果、当時、心神喪失の状態だったことなどから、刑事責任を問えないとして、29日付けで不起訴にしました。

一方、ことし1月12日、三沢市の住宅で、同居していた母親の頭を金づちで殴り殺害しようとしたとして、殺人未遂の疑いで逮捕された金沢一夫被告(51)について、検察は、精神鑑定の結果、刑事責任を問えるとして、殺人未遂の罪で起訴しました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20190329/6080004299.html