徳之島でコーヒーの実の摘み取り

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20190404/5050006063.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

国産コーヒーの一大産地化を目指して増産計画が進められている徳之島で
ことしも収穫が行われ、コーヒーの実の摘み取り作業が続いています。

徳之島では温暖な気候を生かして以前から一部の生産者がコーヒーの栽培を行っていましたが、
流通できるほどの生産量がありませんでした。
こうした中、大手食品メーカーなどが生産者を支援し、コーヒーの増産に取り組むプロジェクトが
2年前から進められています。

ことしも先月下旬に収穫の時期を迎え、黄や赤に色づいたコーヒーの実が摘み取られています。
摘み取り作業は今月下旬ごろまで続くということです。

現在徳之島ではおよそ2000本のコーヒーの木が植えられ、生産者16人が栽培しています。
大手食品メーカーや商社は、雨風に強い品種の苗の選定や機械の提供などを行っています。
生産者はこうした協力のもと、5年後にはコーヒーの木を1万本に増やす計画です。

生産者会の代表を務める吉玉誠一さんは
「支援を受けた機械でメンテナンスがしやすくなり、量も質も高まっています。
島の産業の一つにして、次の世代にできるようにしていきたいです」
と話しています。

04/04 11:22