宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」が4日午後、小惑星「りゅうぐう」の地表に人工的なクレーター(くぼ地)をつくるために降下を開始した。順調に進めば、5日午前、探査機から分離した特殊な装置から金属製の弾丸を発射し、りゅうぐうの地表に衝突させる計画だ。探査機が小惑星に人工のクレーターをつくり、地中の物質を採取するのは世界初の試みで難度は高い。

はやぶさ2は2010年に小惑星「イトカ…

2019/4/4 13:31日本経済新聞 
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43276020T00C19A4000000/