NHK NEWS WEB 04月04日 17時38分
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20190404/2020003518.html

淡路島の知名度を高め、観光客の増加につなげようと開発された携帯端末向けゲームアプリの完成が近づき、6日、一般公開されることが決まりました。

このゲームは、地元の自治体などで作る「淡路島日本遺産委員会」が企画・制作したもので、
古事記に「国生み神話」の舞台として記される島の歴史にちなんで、タイトルは「はじまりの島」とつけられました。

淡路島の男子高校生が、試練を乗り越え成長していくロールプレイングゲームで、
島内で使えるクーポン券がもらえるなど、観光客を呼び込むための工夫が凝らされています。

このゲームアプリについて、委員会は4日、洲本市で記者会見を開き、6日午前中に一般公開すると発表しました。

「アップルストア」や「Google play」で無料でダウンロードでき、1年間で10万回のダウンロードを目指すということです。

また、4日は、南あわじ市の観光施設で伝統芸能の人形浄瑠璃を演じる一座のメンバーがえびす様の人形と一緒に
チラシを配り、公開が迫ったゲームをアピールしていました。

PRを担当する淡路島観光協会の松田哲朗観光戦略室長は、
「およそ2年がかりで制作してきたので、公開にこぎ着けてうれしい。このゲームをきっかけに多くの方に淡路島へ訪れてほしい」と話していました。