登山中に遭難した男性を救助 72歳男性に感謝状

登山歴50年以上の男性が迅速な行動で遭難者を救助しました。

東京都町田市に住む72歳の丸山和之さんは、先月27日の夕方、山北町の大石山の登山道にあるロッジで、登山中に滑落して行方不明になっていた小田原市の37歳の男性を見つけました。

遭難した男性は滑落からおよそ8日間沢の水を飲んで生き延び、発見当時は全身が濡れて足の骨などを折る大ケガをしていました。 丸山さんが服や食料を与えうえ、携帯電話がつながる場所まで1人で山を越えて行き救助を求めたということです。

男性は病院に運ばれ一命を取り止めていて、丸山さんの迅速な行動と判断力に松田警察署から感謝状が贈られました。

県警によりますと、松田警察署の管内では去年1年間で26件の遭難事故が起き、感謝状贈呈の当日にも山北町で遭難した横浜市の52歳の男性が救助されたということで、県警が登山者への注意を呼び掛けています。

19/4/9(火)18:55 tvkニュース
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