２代目の政府専用機で初、安倍首相が米欧歴訪へ
1 時間前
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20190422-OYT1T5031
欧米歴訪出発を前に、取材に応じる安倍首相（中央）。後方は新しい政府専用機（２２日午前、羽田空港で）

　安倍首相は２２日、６月に大阪で開かれる主要２０か国・地域（Ｇ２０）首脳会議に向けて各国首脳との連携を強化するため、欧州４か国と米国、カナダの歴訪に出発した。今月１日に運用が始まった２代目の政府専用機が初めて、首相を乗せて羽田空港を飛び立った。

　首相は出発前、羽田空港で記者団に対し、「各国首脳と世界経済などの主要議題について話し合い、（Ｇ２０首脳会議の）成功に向けて連携を確認したい」と抱負を語った。

　現地時間２６日に予定される米国のトランプ大統領との会談について、首相は、「朝鮮半島の非核化に向け、方針を緻密ちみつにすり合わせたい」と述べたうえで、「拉致問題について、一日も早い解決に向け、連携を確認したい」と意欲を示した。このほか、日米の新たな貿易協定交渉も主要議題となる。

　首相は２９日に帰国する。今回の歴訪は、首相にとって平成最後の外国訪問となる見込みだ。


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