追起訴された日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告の妻が、保釈の条件としてゴーン被告が接触を禁じられていた複数の事件関係者に接触していたことがわかりました。

カルロス・ゴーン被告(65)はオマーンの販売代理店に支出させた日産側の資金の一部を自らに還流させるなどした特別背任の罪で22日、追起訴されました。

ゴーン被告が先月6日に保釈された際に裁判所はその条件として、指定した事件関係者との接触は弁護士を通して以外、禁じていました。しかし、ゴーン被告の妻のキャロルさんが保釈中に複数の事件関係者と電話やメールで接触していたことが関係者への取材でわかりました。

東京地検特捜部はゴーン被告とキャロルさんの接見を禁止するよう22日、東京地裁に請求しましたが退けられたということです。

一方、検察側はこの決定を不服として準抗告するものとみられます。(22日20:21)

4/23(火) 11:28
TBS系(JNN)
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