https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190429/k10011900651000.html

天皇陛下が30日に退位されるのを前に、韓国の主要紙は29日朝の紙面で特集記事を掲載し、
天皇陛下のおことばを紹介したり、日韓関係の改善を呼びかけたりしています。

天皇陛下が30日に退位されるのを前に、韓国の保守系の主要紙は29日朝の紙面で、
1面から特集記事を掲載して大きく伝えています。

このうち中央日報は、天皇陛下が平成13年に「韓国とのゆかりを感じています」と述べられたことや、
平成17年に太平洋戦争の激戦地サイパンを訪問した際に「韓国平和記念塔」に立ち寄り、
黙とうをささげられたことなどを伝えています。

そして、日本は令和という新しい時代を迎えるとしたうえで、これを機に悪化している日韓関係を
改善すべきだとして、日韓首脳会談の早期開催や自衛隊機へのレーダー照射問題で悪影響が
出ている防衛当局間の協力を深めるべきだとしています。

一方、朝鮮日報は、日本国内のコンビニやデパートで令和にちなんだ商品が発売されて歓迎する
雰囲気が高まっていると報じているほか、皇太子さまの「即位の礼」の一連の儀式についても
詳細に伝えています。