衛星で最適飛行ルートを決定 全日空がJAXAと実現へ
共同通信 2019/5/22 10:06 (JST)
https://this.kiji.is/503734516055835745

 人工衛星で風の向きや強さを観測し、燃料効率のいい航空機の飛行ルートを決定する―。
こんなアイデアの実現を目指し、全日空グループが、宇宙航空研究開発機構(JAXA)とタッグを組み、検証を進めている。
衛星の活用や実証研究などに関する契約を1月に締結。慶応大などとも来年1月まで共同研究を重ね、事業性を判断する。

 世界の空では1日約10万便が飛行している。仮に燃料を1%削減できれば、年間で365万トンの節約になり、
経費節減に加えて、温室効果ガス排出の抑制にもつながる。