5/23(木) 12:39配信
毎日新聞

 徳島県警は23日、地元紙・徳島新聞社(徳島市)の20代男性記者に暴言を繰り返したとして、男性警視(51)を本部長注意処分(22日付)とした。

 県警などによると、警視は徳島中央署(同市)で事件広報の担当だった昨年5月から今年1月ごろの間、取材に訪れた記者に「頭悪いんか。同じことを何回も聞くな」「もう記者やめたら」などと計13回、人格を否定するような発言をした。怒鳴ったり、ファイルを机にたたき付けたりしたこともあった。警視は暴言を認め、「記者の言動に腹が立った」と話しているという。

 県警が徳島新聞社から1月18日に出された抗議文を受けて調査。パワーハラスメントと同程度の不適切な言動があったと認定した。

 県警の平岡信吾監察課長は「警察幹部としてあるまじき行為。指導を徹底して再発防止に努める」としている。【岩本桜】

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