景気「緩やかに回復」維持、判断は下げ 5月月例報告

 政府は24日にまとめた5月の月例経済報告で、国内景気の総括判断の表現を「景気は、輸出や生産の弱さが続いているものの、緩やかに回復している」に引き下げた。
 表現を下方修正するのは今年に入って、3月に続き2度目。
 中国経済の減速などの影響を受けて、輸出の弱さが続いていることに加え、生産活動でも製造業全体に弱さが広がっている状況を踏まえた。
 もっとも、景気は回復局面にあるとの認識は保ち、「緩やかに回復」との表現は維持した。

 先行きについては「緩やかな回復が続くことを期待される」との見方を引き続き示した一方、米中貿易戦争の激化を受け、「通商問題の動向が世界経済に与える影響に一層注意する」とやや警戒感を強めた表現に一部変更した。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

日本経済新聞 2019/5/24 17:37
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL23HNK_U9A520C1000000/