http://hunter-investigate.jp/news/2019/05/post-1339.html

「馬毛島」所有企業を追い詰める債権者と加藤自民党総務会長の関係
2019年5月24日 09:25
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日米安全保障委員会(2プラス2)における共同文書に、硫黄島で行われている陸上離着陸訓練(タッチアンドゴー)の移転先として明記された「馬毛島」(鹿児島県西之表市)。安倍政権は、債権者を煽って島の大半を所有する「タストン・エアポート」が破綻するよう仕向けてきたが、失敗して売却交渉自体が頓挫している。今年1月に結ばれた仮契約も、同社の交渉打ち切り通告によって白紙に戻った格好だ。
 膠着状態が続く中、動き出したのがタストンの債権者である不動産会社。タストンの親会社である立石建設が受注した、“公共事業”の工事代金を差押えるという乱暴な手段で、再び揺さぶりをかけている。改めて、関係者を取材した。

■五輪アメリカ選手団のキャンプ地に危機
 国側を代表して売却交渉にあたってきたのは防衛省。タストン社の代表に、親会社である立石建設の会長・立石勲氏が返り咲いたとたん、交渉の窓口を閉ざしてしまった。これまで通り、手ごわい相手とは交渉せずに、別の債権者がタストン社及び同社の親会社である立石建設を潰すのを待つ作戦だ。

 実際、タストンの債権者である不動産会社「リッチハーベスト」(東京都)が立石建設に対する債権差押えに動き、今月5日、東京地裁が世田谷区に対し、立石建設に支払われる予定となっている工事代金の差押命令を出していた。下は、HUNTERが入手した「差押債権目録」から記述部分だけを抜粋したものである。
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