ボーイング737に新たな不具合、米連邦航空局が発表

 インドネシアなどで墜落事故が相次いだボーイング社の旅客機「737MAX」に、新たな不具合があったことが明らかになりました。

 FAA(アメリカ連邦航空局)は2日、「737MAX」とその前のモデルのおよそ310機について、ボーイング社から「主翼の一部が不適切に製造され、強度や耐久面で基準を満たしていない可能性がある」と報告を受けたと明らかにしました。
 部品は、ボーイング社の下請け企業が製造していたもので、FAAは「不具合が機体全体の損壊につながるものではない」としながらも、「軽度な故障やひび割れにつながりやすい」として交換を命じるということです。

 相次いだ墜落事故を受けて737MAXは現在、アメリカなど各国で運航停止となっていて、新たなトラブルの発覚はボーイングにさらなる打撃となりそうです。

TBS NEWS
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