長男(11)を金づちで殴り包丁で刺したとして、埼玉県警狭山署は5日、殺人未遂の疑いで狭山市狭山、母親の無職尻引絵里容疑者(38)を現行犯逮捕した。同署によると、長男は病院に搬送されたが命に別条はない。尻引容疑者は容疑を認めている。

逮捕容疑は5日午後6時25分ごろ、自宅1階の脱衣所で長男の頭を複数回金づちで殴り、腹などを包丁で刺して殺害しようとした疑い。

署によると、長男が「母親にトンカチでたたかれた」と近くの家に駆け込み、住人が110番した。尻引容疑者は長男と夫(41)、次男(9)の4人暮らし。夫は仕事で外出しており、次男は自宅にいたがけがはなかった。

同署が動機や経緯などを調べている。(共同)

[2019年6月6日0時26分]
日刊スポーツ
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