https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190608/k10011945381000.html

大学入学共通テスト 英語 リスニングの配点 大幅増へ
2019年6月8日 5時07分教育

再来年1月に始まる「大学入学共通テスト」の英語は、従来のマークシート方式と民間の検定試験が併用されます。マークシートの試験ではリスニングの配点がこれまで全体の5分の1だったのが2分の1に見直されるなど、聞く力が重視されることになりました。

今の大学入試センター試験に代わり再来年1月から始まる大学入学共通テストでは、国語と数学に記述式が加わるほか、英語は従来のマークシート方式と民間の検定試験を併用することになります。

英語の試験はこれまで、筆記200点、リスニング50点の合わせて250点満点でしたが、新たな共通テストではリーディング100点、リスニング100点の合わせて200点満点に変更されました。

これにより、リスニングの配点が全体の5分の1から2分の1へと比重が大きくなり、聞く力を重視する傾向が強まった一方、従来の発音やアクセントの問題は取りやめられます。

ただし、大学入試センターによりますと、こうした新たな配点は各大学の判断で見直すことは可能だということです。

また、国語はマークシート方式の試験はこれまでと同じ200点満点ですが、新たな記述式はそれとは別に5段階の評価をするということです。