6/22(土) 17:03配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190622-00010006-suitsw-life

恋愛研究家の六波羅ナオトです。

つい最近、「箸の持ち方が悪いとお嫁に行けない」と娘が学校の先生に言われたという母親のツイートが大きな話題になりました。筆者世代であれば、この話の表と裏がよく解り、賛成派、否定派、両方の心理が手に取るように理解できるので、この騒動をある意味、生温かく見守っているところです。

別に箸の持ち方自体が問題なのではない

箸の箸の持ち方と言えば、生涯に渡って人目につく所作のため、ある意味「しつけの基本」ともいえる部分であり、よく例え話や家柄などの話に出てきます。別に箸の持ち方が悪いからといって、他人に迷惑をかけるワケでもなく、しいていえばマナーや作法を気にする人が「みっともない」とか「教育がなってない家で育ったんだろうな」とか密かに思う程度。ましてや「お嫁に行けない」とか「結婚生活に支障が出る」なんて大袈裟なものではないことは明白でしょう。

「嫁に行く」「嫁をもらう」は時代錯誤

では、なぜここまで大きな話題にまで発展しているのでしょうか。まず、若い人にとって「箸の持ち方が悪い」ことと「嫁に行けない」ことの因果関係が全く不明だということ。なぜ、箸の持ち方が悪いと嫁として選んでもらえないのがいまいちピンとこないハズ。この話は、「お嫁に行けない」という表現にカギが隠されています。「嫁に行けない」、つまり妻となる女性本人ではなく、女性の親目線から発せられた言葉であり、発想でもあること。親の世代にもよりますが、まだまだ「夫が妻を嫁としてめとる」という思想が色濃く残っていることが伺えます。今どきは、男女平等が当たり前であり、「嫁に行く」とか「嫁をもらう」という表現自体も、どことなく古くさく、時代錯誤または不平等な印象すら感じてしまうのが現代の事情でしょう。

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