JR北海道が営業路線の半分を「単独では維持困難」と明言し、鉄路存廃の行方に北海道は揺れている。廃線もやむなしとして、存続なら地元に財政負担を求めるJR北に対する沿線市町村の抵抗感はなお強い。往時を知る身に郷愁を誘う鉄道の廃線だが、駅がなくなると地域は切り捨てられるのか。廃線後のヒントが日本海側の港町、増毛(ましけ)町にある。

2016年12月にJR留萌線の留萌―増毛間が廃止となり、増毛町は鉄道路
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO46114040U9A610C1L41000