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ペンス米副大統領が遊説取りやめ、臆測呼ぶ
2019年7月3日 17:15 
発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]

【7月3日 AFP】マイク・ペンス(Mike Pence)米副大統領は2日、ニューハンプシャー州で予定されていた遊説を突然取りやめた。当初理由について「緊急事態」と説明されたことから臆測を呼んでいる。

 ペンス氏はニューハンプシャー州で薬物依存症について演説する予定だった。だが代理人は聴衆らに、ペンス氏は首都ワシントンに「呼び戻された」と説明した。

 ペンス氏側近のランディ・ジェントリー(Randy Gentry)氏はインターネット上に投稿した動画の中で、「(米副大統領搭乗機)エアフォースツー(Air Force Two)がこちらに向かっている。緊急呼び出しがあり、副大統領はワシントンに戻るよう求められた」と述べた。

 しかしアリッサ・ファラー(Alyssa Farah)副大統領報道官は「心配することはない」と述べ、直ちに火消しに走った。ペンス氏は呼び戻されておらず、そもそもワシントンを出発していなかったと説明した。

 ファラー報道官はツイッター(Twitter)に「諸事情で副大統領はワシントンにとどまらなければならなくなった。なにも心配することはない。副大統領はまもなく、ニューハンプシャー訪問の予定を立て直すことを期待している」と投稿した。

 さらに、「副大統領は首都ワシントンを離れていなかった。『緊急呼び出し』はなかった」と続けた。(c)AFP