https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190730-00010000-nishinpc-sctch

梅雨明け後、一気に猛暑モードに入った日本列島。福岡管区気象台によると、8月初旬の九州北部は
真夏の強い日射と南から吹き込む熱風で「10年に1度」の危険な暑さとなる可能性がある。
熊本では日中の最高気温が39度に達し、福岡では最低気温29度の熱帯夜が続く恐れも。
昼夜を問わず、水分補給や冷房の利用で身を守る必要がある。

29日現在、太平洋高気圧と、上層部のチベット高気圧が日本付近で重なり、昨年の記録的猛暑をもたらした
「ダブル高気圧」状態となっている。そこに南東風が吹き、九州山地の北西側の福岡、佐賀、熊本では
フェーン現象が起きやすく、内陸部を中心にかなりの高温となる予想だ。

猛暑の条件が重なり、予想では8月1〜5日の最高気温は福岡30〜36度、佐賀32〜38度、熊本32〜39度。
長崎、大分、宮崎、鹿児島も平年より高温。最低気温も福岡25〜29度、佐賀、熊本23〜27度の寝苦しい夜が続きそうだ。
6日以降も高温傾向という。

気象台は29日、過去30年で上位3位に入るレベルの暑さが見込まれるとして「高温に関する早期天候情報」を発表。
「熱中症は命に関わる。体調管理に十分注意を」と呼び掛けている。


ダブル高気圧とフェーン現象
https://lpt.c.yimg.jp/amd/20190730-00010000-nishinpc-000-view.jpg