2019年7月30日 22時00分

重度の障害があるれいわ新選組の参議院議員2人が、議員活動中も、公費による介護サービスを受けられるよう求めていることを受け、参議院議院運営委員会の理事会は、当面、参議院が費用を負担して介護サービスを行うことを決めました。

れいわ新選組の難病のALS=筋萎縮性側索硬化症患者の舩後靖彦参議院議員と手足がほとんど動かない木村英子参議院議員は、現在受けている公費による介護サービスを議員活動中も受けられるよう求めています。

これを受けて、参議院議院運営委員会の理事会のメンバーは、30日、介護サービス制度について厚生労働省などからヒアリングを行いました。

この中で厚生労働省は、国会議員に限らず、障害者の通勤や就労の介助は、公費による介護サービスの対象になっていないなどと説明しました。

このあと、与野党の理事が断続的に協議し、「制度そのものを変えるべきだ」という意見も出されたものの、1日に臨時国会の召集を控え、2人が議員活動を行える環境を速やかに整備することが重要だとして、当面、参議院が費用を負担して議員活動中も介護サービスが受けられるようにすることを決めました。

そのうえで、年度内に費用の分担について、厚生労働省と協議するとともに、障害者の通勤や就労の支援の在り方などについて検討を加速させることを確認しました。

自民 大家氏「今できることやって召集日迎えたい」
参議院議院運営委員会で与党側の筆頭理事を務める自民党の大家敏志氏は、記者団に対し、「参議院として、できることはすべてやるという思いであり、2人がこれまでと同様のサービスを受けられるようにしたい。これまで制度を整備してこなかった反省もあり、今できることをやって、臨時国会の召集日を迎えたい」と述べました。

立民 白氏「障害の有無にかかわらず温かくお迎え」
参議院議院運営委員会で野党側の筆頭理事を務める立憲民主党の白眞勲氏は、「参議院選挙を通じていろいろな新しい議員が国会に来ることになり、今の時代にふさわしい国会の在り方を提起できたのではないか。障害の有無にかかわらず温かく国会にお迎えし、議論が100%できる環境を整えることが議院運営委員会としての責務だ」と述べました。

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★1がたった時間:2019/07/30(火) 22:08:39.43
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