北海道東部の標茶町の牧場で、放牧中の牛10頭以上がクマに襲われたとみられ、ハンターが出動し警戒に当たっています。

 上杉幸生記者:「標茶町の山間に入った場所です。この先に牧場があり、今関係者が調査に当たっています」

 5日夕方、標茶町の牧場で「放牧中の牛がいなくなった」などと役場に通報がありました。

 現場の状況などから10頭以上の牛がクマに襲われたとみられています。

 ハンター:「8頭くらいの牛がいなくなったとのこと。3頭くらいが(クマに)やられている。牛を襲ったクマはまた牛を襲うことがある。何が何でもやはり駆除しなければならない」

 標茶町では7月16日にも別の牧場で放牧中の乳牛がクマに襲われて死ぬ被害が起きていました。

 町ではハンターに出動を要請するなどして警戒に当たっています。

2019年8月6日 火曜 午後0:04
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