エボラ熱、2治療法が有効 約9割生存、米衛生研
2019/8/13 11:04 (JST)8/13 11:08 (JST)updated
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 【ワシントン共同】コンゴ(旧ザイール)東部で流行が続くエボラ出血熱について、米国立衛生研究所(NIH)は12日、試験的に導入した2種類の治療法が有効だったと発表した。米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は、約9割が生存したとする専門家の声を紹介。今後はこれらの治療法が推進され、流行終息に向けて明るい兆しとなりそうだ。
 同紙によると、いずれも使用される薬剤はエボラウイルスに結び付き、ウイルスが細胞内に侵入するのを防ぐ成分でできている。静脈注射で体内に導入する。コンゴでは2018年8月からエボラ熱の流行が始まった。