https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20190815/2000018965.html

台風接近で梨の収穫急ぐ
08月15日 12時16分

台風10号による被害を避けようと、神戸市の果樹園では農家が出荷の時期を迎えた梨の収穫を急ぎました。

神戸市西区の松下績さんの果樹園にはおよそ700本の梨の木があり、一部の品種が収穫の時期を迎えています。
松下さんは、台風の接近に備えて収穫を急ぎ、15日午前7時ごろから娘と帰省した息子の3人で、「新水」という品種の収穫作業をしました。
雨が降るなか、松下さんは丁寧に1個ずつ梨をもいでいました。

果樹園では、来月下旬に出荷時期を迎える別の品種の梨も栽培していて、松下さんは実った梨が風で落ちないよう防風ネットを設置して備えを進めていました。
松下さんは「梨は風で揺れるとすぐに落ちてしまいます。落下した梨は出荷できないので、被害が少ないことを祈っています」と話していました。