【ワシントン=横堀裕也】米CNNは23日、トランプ米大統領がフランスで開幕する先進7か国(G7)による主要国首脳会議(サミット)への出席について、「時間の無駄ではないか」と側近らに不満を漏らしていたと報じた。

 トランプ氏は、安倍首相やマクロン仏大統領らと会談した際も、サミットについて同様の不満を伝えたが、安倍氏らの説得を受けて出席を受け入れたとされる。

 側近らによると、トランプ氏は環境や海洋などに関する長い議論に嫌気がさしているという。大統領として成果をアピールする場が限られていることも、サミットに対する不満の一端としてあるそうだ。このため、側近らは各国に働きかけを行い、トランプ氏が興味を持って語れる「世界経済」のセッションを追加させたという。

8/24(土) 20:53
読売新聞オンライン
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