https://www.jiji.com/jc/article?k=2019082500293&;g=soc

25日午前10時50分ごろ、東京都日野市程久保の多摩動物公園から「従業員が倒れている」と119番があった。
東京消防庁の救急隊が駆け付けると、50代の男性飼育員がインドサイのおり付近で倒れており、
病院に搬送されたが死亡が確認された。警視庁日野署は男性がサイに襲われた可能性もあるとみて状況を調べている。

日野署によると、男性飼育員は左脇腹がうっ血した状態で、サイのおりの外であおむけで倒れていた。
近くにはサイ用の塗り薬が落ちていた。9時半の開園前、男性はサイの担当として1人で作業をしていた。
 
男性と連絡が付かないことから捜していた上司が見つけた。当時、オスのサイ1頭がおりの中にいたという。
 
多摩動物公園によると、男性は飼育歴20年以上のベテラン。園ではインドサイ3頭を飼育している。園は25日、臨時閉園とした。