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★横田弘幸さん『ほろ酔いばなし 酒の日本文化史』(敬文舎・1600円+税)

 日本酒離れが叫ばれて久しい。近年は、国際会議で採用された山口県産「獺祭(だっさい)」がブームになるなど、回帰の兆しもある。日本酒は、どこに向かうのか。古代までさかのぼりながら酒の文化をひもといてみる。(文・菊池昭光 写真・高橋朋彦)

※省略

 −−日本の南北に酒豪が多く、真ん中に下戸(げこ)が多いなど「目から鱗」が満載です

 「酒が体に入ると、有害なアセドアルデヒトが生成されますが、この分解力で酒の強さが決まります。縄文時代は酒豪が多かったといわれます。ところが、二千数百年前に下戸の遺伝子を持った人々が渡来し、真ん中付近に住み着いた。酒豪たちは南北に追いやられたと考えられています。日本人の約4割は酒に弱いようです」

9/15(日) 16:56配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190915-00000010-ykf-soci