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ねんきん定期便、受注量も談合か
印刷業者20社
2019/10/8 19:59 (JST)
©一般社団法人共同通信社



 日本年金機構が発注する「ねんきん定期便」などの作成業務を巡り、公正取引委員会が独禁法違反(不当な取引制限)の疑いで立ち入り検査したトッパン・フォームズ(東京)などの印刷業者約20社が、受注業者に加え、受注量なども細かく調整し談合を繰り返していた疑いがあることが8日、関係者への取材で分かった。

 作成業務の費用は保険料で賄われており、公取委は、立ち入り検査で入手した資料を分析するとともに、関係者から事情を聴くなどして実態解明を進める。

 関係者によると、他に立ち入り検査を受けたのは、共同印刷(東京)やナカバヤシ(大阪)など。