つくばエクスプレス(TX)を運営する首都圏新都市鉄道は25日、来春から運行する新型車両「TX―3000系」を茨城県つくばみらい市の総合基地で報道機関に公開した。

妊娠中の人やお年寄りも立ったり座ったりがしやすい「ユニバーサルデザイン(UD)」シートを全車両に3席ずつ設置。つり手の数も増やし、快適さと安全性の向上を図ったという。

TX―3000系は2005年の開業以来、初めてとなる新型車両。6両1編成を5編成導入する。外観のデザインは現行の青と赤を維持しつつ、斜めのラインを採り入れ、スピード感を表現したという。
朝に最も混雑する青井―北千住間(東京都足立区)の最大運行本数は、1時間22本から3本増やして25本にする。

UDシートは、既存の座席よりも座面が少し高い位置にあり、浅く腰掛けられ、立ち座りがしやすい。車いすの人や、ベビーカーに赤ちゃんを乗せたまま乗車しやすいよう、フリースペースも増やした。

ドア上部には、英語、中国語、韓国語で駅名も表示する大型の液晶画面も設置。混雑時に対応するため、つり手の数も1両につき28〜34個増やした。

今年11〜12月に試運転を実施し、来年2月の乗務員訓練を経て、3月から運転する。(鹿野幹男)

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2019年10月25日 15時58分 朝日新聞デジタル

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