https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191107/k10012167381000.html


山陽電鉄 パンタグラフ落下で7時間運転できず 兵庫 明石
2019年11月7日 15時39分

7日朝、兵庫県明石市の山陽電鉄で走行していた特急列車からパンタグラフが落下するなどして、一部の区間でおよそ7時間にわたって運転できなくなりました。現場では断線した架線も見つかっていて、山陽電鉄が原因を調べています。

7日午前7時40分ごろ、兵庫県明石市にある山陽電鉄の山陽明石駅で、停止しようと進入してきた特急列車からパンタグラフが折れて、落下しました。

山陽電鉄によりますと、パンタグラフは6両編成の車両のうち5両目に2台、設置され、このうち1台は線路脇に落下し、1台は根元部分から曲がり、向きが変わっていたということです。

また、現場付近では架線が2か所で切れているのが見つかったということです。

特急列車にはおよそ900人が乗っていて、その場で動けなくなりましたが、先頭車両がすでにホームに入っていたため誘導し、乗客にけがなどはないということです。

この影響で、山陽電鉄は神戸市の霞ヶ丘駅から明石市の東二見駅の間で運転できなくなりましたが、およそ7時間後の午後2時半すぎに上下線ともに運転を再開しました。

山陽電鉄がトラブルの原因を調べています。


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