10日午後4時10分ごろ、滋賀県日野町の綿向山(標高1110メートル)に出掛けた滋賀県内の70代男性ら3人の家族から「下山中、道に迷ったようだ」と
119番があった。滋賀県警東近江署によると、男性は息子(42)と孫の男児(10)と入山したといい、同署などが捜索している。

 鈴鹿国定公園内にそびえる綿向山は、鈴鹿山系の近江側では身近に親しまれている山で、日野町では標高にちなんで11月10日を「綿向山の日」と
制定している。冬季は積雪も少なく山頂付近では樹氷が見られるため、登山者も多い。ブナやリョウブなどが茂り、晴れた日は、頂上から北・南アルプスや、
比良山、伊勢湾などが展望できる。

京都新聞
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