青森県八戸市で小学校高学年の女子児童が首を切りつけられてけがをした事件で、殺人未遂容疑で逮捕された中学生の少年(14)が「人を殺すことに興味があった」という趣旨の供述をしていることが、捜査関係者への取材でわかった。「誰でもよかった」などとの内容の話もしているといい、県警が動機を詳しく調べている。

 県警によると、少年は12日午後4時40分ごろ、八戸市内の路上で、1人で下校途中だった女児に後ろから近づき、首の前部分を切りつけ、約3週間のけがを負わせた疑いがある。女児は首に長さ約10センチ、深さ最大約1センチの切り傷を負った。少年は「カッターナイフを使って殺すつもりだった」などとして容疑を認めている。(仲川明里)

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