部活中の事故で高松市が和解方針

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20191126/8030005264.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

5年前、高松市の公立中学校でバドミントンの部活動中に目をけがして
後遺障害が残ったのは顧問教員の指導に過失があったからだとして、生徒が市を相手取って
賠償を求めていた裁判で、市は26日生徒側に1700万円を支払って
和解するための議案を市議会に提出する方針を明らかにしました。

訴状などによりますと、高松市の公立中学校に通っていた女子生徒は、
中学1年生だった平成26年にバドミントン部の練習の一環として顧問教員の指示に従い、
校舎内の武道場に張ったネットの近くで別の生徒にシャトルを投げる作業をしていたところ、
打ち返されたシャトルが左目にあたって目に後遺障害が残り、
人工レンズを挿入しなければならなくなったということです。

高松地方裁判所で行われていた裁判で生徒側は、本来の練習場所ではない畳の上で滑りやすい靴下をはいて、
練習をしていたことなどから、コントロールを誤って事故が起こることは容易に予測できたのに、
シャトルを投げる作業を指示した顧問教員の指導には過失があったとして
市に1800万円余りの賠償を求めていました。

市は当初、「教師に過失はなかった」と、争う姿勢を見せていましたが
26日、生徒側に1700万円を支払うことで和解するための議案を、
来月4日に開会する市議会に提出する方針を明らかにしました。

市は「和解がまだ成立していないので、現時点ではコメントできない」としています。

11/26 17:16