4月の火災で屋根や尖塔(せんとう)が焼失し、修復作業が続いているパリの世界遺産ノートルダム大聖堂で、今年はクリスマスミサが執り行われないことになった。この大聖堂でクリスマスミサが行われないのは1803年以来で約2世紀ぶり。欧米メディアが伝えた。

大聖堂関係者がAFP通信などに語ったところによると、大聖堂のクリスマスミサは2度の世界大戦中も続けられてきた。クリスマスイブの24日は近くの別の教会でミサが行われるという。(佐藤達弥)

2019年12月22日19時50分
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