県北の正月料理に欠かせない「ワニ」が入荷し、店頭販売の準備が行なわれています。

 ワニは、サメのことで、アンモニアを含んで保存が効くため、冷凍技術がなかったころ
、生で食べられる魚として山間部で重宝されてきました。

 広島県の備北地域では今でも正月を中心にワニを刺し身で食べる習慣があり、三次市の食品会社には、27日朝、新鮮なワニ2匹分、およそ120キロが入荷。包丁で切り分けて、家庭の刺身用にパック詰めする作業が始まりました。

 「昔から三次の人たちは生で食べてワニのおいしさを知ってきたので、生にこだわっています。ワニの場合はさっぱりしてますので、ショウガで食べます。(試食)上出来です。よかったです。」

 ― お勧めできますか?

 「もちろんできます」(フジタフーズ代表 藤田恒造さん)

 刺身用のワニの店頭販売は28日から始まり、例年、3日間で完売するそうです。

12/27(金) 12:43配信
中国放送
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