東大バイトテロ、[Apology] 、過学習……と、令和元年末の1ヶ月あまりで多数の流行語を生み出したのが、東京大学情報学環特任准教授(特定短時間勤務有期雇用教職員)、大澤昇平氏のTwitterでの暴走だ。今年9月に「東大最年少准教授」の肩書きを名乗って刊行した著書『AI救国論』(新潮社)がヒットし、非正規職員とはいえ日本で最高峰の大学でポストを得ていた若きAI研究者の奇行と没落を、複雑な気持ちで眺めていた人も多いことだろう。

<私が関係筋から聞いた話によると、金子勇のWinny開発には中国共産党が関与している。
 中国当局はその後、情報暴露型のワーム(Antinny/キンタマウイルス)を日本に蔓延させ、自衛隊の軍事機密をWinny経由で大量に流出させることに成功した。
 これは国家レベルのスパイ活動であり、サイバー犯罪である。>
2019-11-19 23:43:33 https://twitter.com/Ohsaworks/status/1196801189481873408

中略

 ただし、著書の記述のなかには本来論ずるべき内容からはやや浮き上がっているように思える、異質な要素も存在している。

 それは大澤氏の出自である「高専(高等専門学校)」学歴の有用性や、高専出身者が正規の入試合格者よりも「優秀」であること、2年次〜3年次から有名大学に編入できる高専出身者が「学歴ロンダリング」の非難には当たらないことなどを声高に主張し、さらに大澤氏が東大大学院において人工知能研究の権威・松尾豊研究室に加わっていたことを再三にわたって強調している点だ。

こうした要素はWikipediaの「大澤昇平」の項目からも感じ取れる。ページの編集履歴を確認すると、この記事は著書『AI救国論』刊行の約1週間前にあたる9月8日、ほぼ「大澤昇平」のみを編集しているIPアドレス「60.125.48.246」によって新規作成されたものだ。同じユーザーからは同日中に合計12回の編集がなされた。

 さらに翌9日にも、東京大学に割り当てられたIPアドレス「130.69.198.191」(こちらもほぼ「大澤昇平」の関連項目のみを編集している)によって合計34回ほどの編集が繰り返された。その後も数日間、「大澤昇平」記事だけを複数回編集した同一IPによる編集履歴がいくつも確認できる。

 記事作成のタイミングや更新頻度、この時点では関係者しか知らなかったはずの内容の書き込み(後述)から判断して、大澤氏本人かごく近い人物が記事作成と編集を手がけた可能性はかなり高いとみていいだろう(一応書いておけば、大澤氏は9月9日16:26:44付けのツイートで「いつの間にか小生の Wiki が爆誕してた」と投稿しており、本人の関与を否定しているが)。

い。

 さておき、ここでの重要なポイントは、本人か関係者が作成したかと思われる「大澤昇平」記事の第1版の段階で、すでに松尾豊氏の指導を受けたことを明記しており、さらに記事内の本人経歴の部分でも「松尾豊研究室」という単語が2回も登場する(つまり1記事内に「松尾豊」の名前が3回も出てくる)ことだ。

 しかも、上記の「130.69.198.191」による最後の編集である9月10日14:11時点の版まで、Wikipediaにおける大澤氏の経歴は彼の最終学歴である東大松尾研での博士号取得“のみ”が記されていた。つまり、彼が福島工業高等専門学校出身で筑波大学に編入、修士号も筑波大院で取得したという経歴は書かれていなかった。

全文
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191228-00022425-bunshun-soci&;p=3
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)