12月30日午後4時35分ごろ、岐阜県高山市奥飛?温泉郷神坂の北アルプス西穂高岳(2909メートル)を登山中の山口県山陽小野田市セメント町の会社員、堀西直人さん(29)から、「道に迷った」と前日に宿泊した西穂山荘に連絡があった。

岐阜県警山岳警備隊は、悪天候だった12月31日は徒歩で捜索。天候が回復した1月1日は県警ヘリコプターで捜索したところ、午前8時50分ごろ、山頂付近で堀西さんを発見したが、すでに死亡していた。

 県警高山署によると、堀西さんは12月29日から西穂高岳に入り、西穂山荘に宿泊した。テントなどの宿泊装備は持っていなかったという。同署で事故の原因を調べている。【葛西大博】


最終更新 1月1日 13時40分
毎日新聞
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